ギターキット制作(コンパウンド研磨)

実はギターは弾けません。
大昔ですが高校生バンドでライブとかもやっていたのですが、あまりの音感の悪さに正味2年程度でやめました。
以来、ギターには全く興味が無かったのです。
でもエレキギターってプロダクトとしてめちゃくちゃかっこいいですよね。
何の拍子にか急にそう感じたのです。

今回はコンパウンドでギターを研いてみます。
どんな感じになるのでしょうか?楽しみです。

コンパウンド研磨

コンパウンド

今回のお供の者はこいつらです。
コンパウンドの製品はいろいろあると思うのですが、近所のホームセンターではほぼ択一でした。
車用の液体コンパウンドのお試しセットです。
3種類セットでそれぞれに専用の研磨用スポンジまでついています。
量もギター一本研くには十分ではないでしょうか。
では早速研いていきましょう。

研磨

商品に親切にプリントされていますがSTEP1から順番に研いて行きます。
スポンジは直線的に動かします。
研き方はこのコンパウンドの商品ページにあるムービーを参考にしました。
http://www.99kobo.jp/movie/detail.php?id=30
話の展開がギタークラフトではなくコンパウンドの一般的な使用法になってますが、調べたところ専用工具だったりバフなど、いかにもギタークラフトなやり方もあります。
いつか試してみたいですが、今回は何のダイナミックな展開も無く、ひたすらスポンジでキュッキュッとSTEP3まで研くのみなのであります。

コンパウンド研磨完了

この作業は見せ場的なものは何も無くただ黙々とスポンジでキュッキュッとやるだけでした。
ゆえに、早々ですが結果です。
クリアラッカー層の透明感が増して、だいぶテッカテカになったと思います。
残念ながらコンパウンド以前に処理しておくべき傷がかなり残ってしまいました。
コンパウンド後に初めてわかる研きの甘さでした。
鏡面か?ボディーはかなり像を映しますが、塗装面じたいがでこぼこなのか像は歪んでいます。
ですが、ここまでの過程を考えればもう少々の失敗は気にならなくなってきました。
当初は弾かない代わりに鑑賞に耐える物を作ろうと意気込んでいたのですが、趣旨が変わってきました。
見た目で製品に迫るクオリティーは程遠いです。
今の趣旨はギターの作りを学ぶことです。
早く音を出してみたくなってきました。
次回はアッセンプリーに入ります。